マーケットに向き合うプロダクト開発組織を作る
医療従事者の生涯を支えるプロダクト開発の立ち上げメンバー募集
Mission
医療・介護従事者の不足と偏在を解消するプロダクトをつくる
私たちは「質の高い医療・介護サービスの提供が困難になる」という社会課題の解決に挑み、医療・介護の人手不足と偏在の解消に貢献することで、高齢社会に生きる人々の生活の質の向上を実現していきます。
超高齢化社会が抱える問題
医療分野では、総数としての従事者不足に加えて、求められる機能や地域に対して従事者が十分に供給されない課題が生じています。
医療従事者の人手不足と偏在
- 医療従事者の不足問題
- 医療サービスの需要が高まる一方で、サービスを支える医療従事者不足から看護師は2025年には、日本全体で6万~27万人の従事者が不足すると見込まれています。
- 必要とされる医療変化による機能の偏り
- 医療従事者の就業先は病院やクリニックなどが中心で、訪問看護や介護施設といった事業者において医療従事者の確保が困難となる「機能間の偏在」が今後ますます深刻になっていきます。
- エリアによる需要と共有バランスの偏り
- エリアによって従事者の需要と供給のバランスが偏る「地域間の偏在」も大きな課題となっています。
(出典)看護師数:日本看護協会 2025年看護師数:厚生労働省
Vision
「医療従事者の生涯を支えるプロダクト開発を目指す」
一番大事にしていることは?
「プロダクトで医療分野の社会課題を解決する」
我々の最大の目的は、プロダクトを通して医療と介護分野における社会課題を解決することです。特に人材不足は大きな課題と認識しており、医療・介護キャリア領域としてこれを解決する手段を日々模索しています。
社会的なインパクトが大きいほど、その解決に必要な技術やアプローチも難しくなる。だからこそ、我々はマーケットに受け入れられるプロダクトを構築する能力と技術力の向上を組織的に追求してきました。
そしてこの度キャリア領域についてはプロダクト組織を大きく刷新してマーケットに対して持続的な価値を提供する体制を構築していこうとしています。
医療キャリア事業部が目指す開発組織像とは?
「医療従事者のキャリアを点ではなく、線で支える」
我々の事業は、サービスや従業員規模が急速に拡大していることもあり、各組織ごとに独立して動く機会も多く、全体のシナジーをもっと活かせる余地があると感じています。各事業において点で課題解決をするのではなく、医療従事者の長いキャリアを線で捉え、マーケットの真のニーズに寄り添ったサービスを提供する方向へとシフトしていきたいと考えています。
これを実現するためには、ただ技術を持つだけのエンジニアやデザイナーの集まりではなく、サービスの真の価値を理解した上で形にできる組織になる必要があります。 エス・エム・エスのプロダクト作りのノウハウを総動員しつつ、マーケットが抱える課題を解決できる組織となることを目指します。
開発組織としての技術的チャレンジとは?
「大量のデータアセットを活用した新たなユーザー体験を提供したい」
マーケットのニーズに応え続け、キャリア領域にはすでに10年以上運用されているサービスが複数あります。
今後さらなる大きなニーズや課題に向き合うために、大量のデータやアセットを活用することはもちろんですし、同時に新たなアーキテクチャで新たなユーザー体験を提供する必要もあると思っています。
その際にはどうしても技術的負債の解消や未来のマーケットのニーズにも適応することができる拡張性の高い設計を考慮する必要があります。
技術的な難易度が非常に高いですが、エス・エム・エスのバリューにもある「変化対応し、成長し続けること」を体現する、技術的な挑戦に向き合う組織でありたいと考えています。
Project - going-
実現したいことは「社内外のユーザー体験向上」
医療キャリア事業では各サービスが独立して動いている状態です。複数あるサービス間の連携を見直し、ユーザー体験の向上や業務効率化などを実現するために「現在取り組み中のプロジェクト」と「今後取り組みたいプロジェクト」に分けて取り組んでいます。
💡プロジェクト①:プロダクト横断のシステム連携
医療キャリア事業のコアとなる候補者情報や求人情報が複雑化している状態です。今後ユーザー体験のさらなる向上を実現するためにも、各サービスが管理する情報を整理し、連携強化を進めています。
- コア情報の複雑化
- 医療キャリア事業を支えるサービスは複雑化しているため、これらの情報を整理することで、医療キャリア事業の根幹となるマッチング精度をさらに高めていきたいと考えています。
- 線ではなく、点での候補者管理
- 医療従事者のキャリアは就職や転職のタイミングだけで完結するものではなく、転職活動をしていない時期も含めて長期の視点でキャリア形成を支援したいと考えています。
- 社内メンバーのユーザー体験
- 社内業務システムは10年以上の運用を経て、複雑な構造となりました。そのため、従事者と事業者のマッチングを支援するキャリアパートナーは、時間をかけて複雑なシステムを習得する必要があります。社内体験的にも良いものと言える状況ではなく、改善が必要だと考えています。
- 現状のシステム課題を整理・可視化し、理想の状態を定義しました。
- 医療従事者のキャリアを、点ではなく線で追跡し、ユーザー体験の向上を実現できるシステム開発に取り組んでいます。
- 医療キャリア事業は既に事業が安定していますが、一方でさらなる事業成長のためには医療従事者にとって何が重要なのかというユーザー目線での改善が必要になっています。そのため、目先の利益の開発だけでなく中長期的にユーザーの為になる機能開発を腰を据えて取り組むことができます。
- 候補者と事業者のマッチングを行うキャリアパートナーのサービス品質が高く、プロダクト水準の改善も実現できれば、さらに良いサービスになると思っています。
💡プロジェクト②:プロダクトドリブンな開発体制へのシフト
これまで10年以上に渡り医療キャリア事業のサービス運用をしています。市場が伸び続けていることもあり、それに応えるために求められる機能をどんどん積み上げていくような開発をしてきました。
しかし事業フェーズも変わり、この手法ではより大きな課題への対処が難しいと感じています。今後は、開発チームがよりドメインに精通し、プロダクトの検証を重ね、ユーザーに提供すべき価値を洞察するための開発体制を築いていく必要があると考えています。
- よりユーザー体験を意識した開発体制へ
- 社内外問わずユーザーにどのように利用してもらうべきか、どのような価値提供をすべきか、検証と学習を深める必要がありますが、現状の開発体制では満足に実現できていません。
- これまで職能ごとに分けていたプロジェクトのチーム体制を、企画などのビジネスサイドやユーザーヒアリングができる現場と密接にして、良いユーザー体験を理解し、検証し易い体制に変更しました。
- 難易度の高い医療ドメインで、大きな社会課題の解決に向けて、ユーザー志向でプロダクト開発の経験を積めます。
- エス・エム・エス全体のプロダクトマネジメントのノウハウを吸収し、開発に取り組めます。
💡プロジェクト③:ナース向けサービスを有機的に繋げる
当社にはナース向けのサービス「ナース人材バンク」があります。このサービスは医療キャリア事業を支える重要なサービスです。また「ナース人材バンク」以外にも、医療業界への入り口として「ナース専科就職ナビ」、看護師・看護学生向けコミュニティとして「ナース専科」があります。現状、それぞれが独立して開発・運用されている状態ですが、有機的な繋がりを持たせて、ユーザーがシームレスに各サービスを利用できるような開発に取り組んでいます。
- サービス間の連携強化
- 現在、ナース向けに「ナース人材バンク」、「ナース専科就職ナビ」、「ナース専科」の3つのサービスを展開しています。それぞれのサービス間の連携を強化することで、ユーザーにとって価値あるサービス群にすることができると考えています。
- 事業を支えるサービスの進化と転用
- ナース人材バンクは、医療キャリア事業を支える主力サービスです。そのため、まずはナース向けのサービス間の連携を強化し、ユーザー体験の向上を実現することで、その成功手法を他サービスに転用して事業全体の成長に繋げたいと考えています。
- プロダクトドリブンな開発が実現できるように、BizとDevが一体となったチーム編成を取り入れて開発に取り組んでいます。
- 複数のサービスを有機的に繋げるために、企画などの上流工程からプロダクトを考えて推進する経験を得られます。
- 当社の医療キャリア事業を支えるサービスのため、目の前の売上に捉われず、中長期的視点で開発をすることができます。
💡プロジェクト④:プロダクションレディな品質
医療キャリア事業にはプロダクションレディという技術的な話し合いをする場があります。プロダクションレディは、本番リリース可能な品質に保つための取り組みです。現在は「構成管理」「テスト」「自動化」の3つのテーマで取り組んでいます。
- 各サービスレベルを一定に保つ重要な会議
- プロダクションレディではサービスを跨いで「構成管理」「テスト」「自動化」など技術的なテーマでサービスレベルを一定に保つための会議を行ない、情報共有をする場を設けています。
- データベース管理の扱いについて、自動テストの拡充、技術の自動化など、各サービスレベルを一定に保つための施策について話し合いをしています。
- 医療キャリア事業には複数のサービスがあり、それぞれの技術的な取り組みなどを知る・触れる機会があります。
- これまで様々なフェーズのサービスを開発してきたため、ナレッジも蓄積されていて、他メンバーとディスカッションを行いながら前進させられます。
Project - future
豊富なデータアセットとAIを駆使してプロダクトの可能性を広げる
将来的には、社内外のユーザー体験の向上に向けて、業務効率化やAIマッチング、データアセットの最大利活用などをテーマにプロジェクトを進めていこうと考えています。
開発メンバー
メンバーボイス
提供サービス
医療キャリア事業では、医療の担い手不足という課題構造をどのように解決するかをテーマにした取り組みをしています。人材紹介や求人メディアなど様々なプロダクトを展開していて、これまでエス・エム・エスの中核事業として支えてきました。
ナース専科就職ナビ
看護学生向け就職活動情報
SOLソリューション
人事・組織ソリューション
開発プロセス・環境
エス・エム・エスでは、よりエンジニアの方が働きやすい環境で業務に集中できるよう、様々な制度・環境が整っています。
特徴的制度・環境
エンジニア向けの技術書が自宅に無償で届く制度があります。Slack内のチャンネルにAmazon URLを書いて購買担当者にメンションをするだけで、即日注文され、自宅に技術書が届きます。
技術出版社の O'Reillyが運営しているサブスクサービス「O'Reilly Online Learning」(通常年間499ドル)を無料で利用することができます。技術書や講義動画、オーディオブックなどが読み放題・見放題になります。
早期に動くものを開発し、より早いフィードバックを得ることで、改善サイクルを効率的に回すため、アジャイル開発を採用しています。アジャイル開発、スクラム開発については、社内に有識者がおり、必要に応じてアドバイスがもらえる環境です。
その他制度一覧
- カンファレンス参加の奨励(参加費支援)
- 自然発生する様々な勉強会
- テックトーク
- キーボード・マウス購入制度
- 27インチ4Kディスプレイ支給
- 昇降デスク
- モブプロ用43インチディスプレイ
働き方・福利厚生
- フレックス(コアタイム 12:00~16:00)
- リモート中心の開発
- 高い有給消化率
- 成果評価ではなく能力評価
- 3つの能力軸で評価が決定
- 問題解決力
- チーム開発のファシリテーション力
- 技術力
- 期初に能力の見立てを行い、定期面談でギャップをすり合わせ
- テーマを決め、通年で挑戦しこまめにフィードバック
- 年に1回評価
募集ポジション
- 【キャリア領域】Salesforceエンジニア
- 【キャリア領域】Salesforce開発責任者
- 【キャリア領域】テックリード/Salesforceエンジニア
- ソフトウェアエンジニア - バックエンド (PHP)
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