目次
1. 市場課題と私たちのミッション
Market Issue:私たちが直面している社会課題
日本は現在、急速な少子高齢化と人口減少が同時に進行しています。 高齢者人口がピークに近づく2040年に向けて、医療・介護への需要は爆発的に増大する一方、それを支える生産年齢人口は急減します。
- 圧倒的な「人手不足」:国の推計では、2040年には2018年比で看護師が約32万人、2022年比で介護職が約57万人も追加で必要になると見込まれています。
- 構造的な「偏在」:単なる総数不足だけではありません。地域間の需給バランスの崩れや、医療機能(急性期病院から在宅・介護施設へ)のシフトに伴う「人材の偏在」も深刻化しています。
このままでは、「質の高い医療・介護/障害福祉サービスの提供が困難になる」——これが、私たちが向き合っている社会課題です。

Our Mission:私たちのミッション
今後、医療や介護の担い手が不足していく中で、満足なサービス品質での社会保障の提供が難しくなっていきます。この不足のしわ寄せは高齢者のご家族へと向かい、今まで当たり前に送れていた日常生活が送れなくなってしまいます。これは決して社会の一部の人々の問題ではなく、多くの人にとって「当事者としての問題」となり、結果として社会全体の日常の生活の質が低下していくことになります。
この深刻な課題に対し、私たちは以下のミッションを掲げています。
医療・介護/障害福祉従事者の不足と偏在を解消し、質の高い医療・介護/障害福祉サービスの継続提供に貢献する
このミッションを担うキャリア事業は、売上高362億円(2025年3月期時点)となっており、エス・エム・エスグループ全体の売上の約6割を占める主力事業です。
現在のマネタイズは主に転職支援(人材紹介)を通じて行っていますが、私たちが本来やりたいことは、単なる人材の斡旋にとどまらない「根本的な人手不足の解消」です。未経験からの資格取得支援や、就業後の定着支援なども含め、社会全体へ継続的に人材を送り出す「人材供給のエコシステム」の提供を目指しています。
私たちは、この規模と社会的責任を持つ事業において、従事者(求職者)と事業者(医療機関・介護施設)をつなぐ「情報インフラ」を構築し、課題解決に挑みます。 求人の裏には「未来の患者様」がいます。最適なマッチングを創出することは、日本の医療・介護サービスそのものを守ることにつながるのです。

詳しくはこちらもお読みください
2. 今までの人材紹介と現状における課題
これまで私たちは、キャリアパートナー(以後、CP)と呼ばれる専任担当者が、求職者一人ひとりに深く伴走する「人によるマッチング」で成長してきました。

しかし、市場の急拡大に伴い、この労働集約型モデルは限界を迎えつつあります。
- 業務の多忙化・属人化:架電、求人検索、提案、面接対策など業務が多岐にわたり、CPの負担が増大
- 情報の分断:ノウハウやデータが個人のツールや記憶に分散し、組織として活用しきれていない
これからは、テクノロジーの力で業務プロセスそのものを変革する必要があります。

3. プロダクト・テクノロジー
キャリア事業のさらなる成長を生み出すために、私たちは、CP、求職者、事業者それぞれに向けて新しいプロダクトを作っています。一例として、CP向けのCareer Portal、求職者向けの履歴書ツールについて紹介します。
CP向け生成AIプロダクト「Career Portal」
私たちは現在、CPが利用する「Career Portal」を開発しています。 これまでは個人のスキルや記憶に依存していた業務を再定義し、CPが「求職者への深い伴走」や「事業者への提案」といった本質的な価値提供に集中できる環境を提供します。
- 情報の分散: スプレッドシートやレガシーシステムに散らばっていた求職者・求人情報を一元化
- 多岐にわたる業務: 架電、ヒアリング、求人検索、提案作成、面接調整といった複雑なフローを整理・効率化


アーキテクチャ
- モダンなアーキテクチャ構成: Webアプリ、AIアプリ、バッチ処理をCloud Run上で分離し、疎結合な構成を実現
- 非同期処理: AI推論など時間がかかる処理はCloud Tasksを用いて非同期化し、UXを損なわない設計に

求職者向けプロダクト「履歴書できるくん」
私たちが支援する求職者の方々(看護師・介護士など)は、日々多忙な業務をこなしています。 しかし、その多忙な中で履歴書を手書きすることは大きな負担でした。その結果、良い転職先に出会うチャンスを諦めてしまうユーザーが少なくありませんでした。

そこで私たちは、スマホで入力するだけで完結する履歴書作成プロダクト「履歴書できるくん」を開発しました。
- 多くのユーザーがPCを持たないことを前提に、スマホだけで完結するUI/UXを設計
- フォームに入力していくだけで、レイアウトが整った美しい履歴書・職務経歴書が自動生成
- 作成したデータはクラウド上でPDF化され、その場ですぐにキャリアパートナーへ送信可能

キャリア事業で採用している技術スタック
Backend | Next.js (TypeScript), Python (FastAPI), PHP, Laravel |
Frontend | TypeScript, Next.js, shadcn/ui |
Infrastructure | Google Cloud (Cloud Run, Cloud SQL, BigQuery, Vertex AI), Terraform |
CI/CD & Quality | GitHub Actions, Biome, Vitest, Renovate |
4. チーム・メンバー
チーム体制

個別の事業に深くコミットする「プロダクト制作・運営」と、全社横断でシステムを支える「共通基盤」の2つのレイヤーで構成されています。それぞれのチームが役割を全うしながら、相互に連携してサービスの成長を牽引しています。各プロダクト3〜6名のスモールチーム制 で構成していて、Webサービス企業、SIerなど多様なバックグラウンドを持つメンバーで構成しています。
チームの特徴
要件定義から開発・保守・運用までフルサイクル開発
- エンジニア・デザイナーが企画・要件定義にも参画し、「何を作るべきか」から議論します。
- 事業責任者も、エンジニア・デザイナーがプロダクト開発をリードすることに強く期待をしています。
ビジネスメンバー・事業部メンバーと近い距離での開発
- 事業部との共創: 事業部メンバーやユーザーと直接対話などのユーザーリサーチを行い、ユーザーの解像度を高めた状態で開発に取り組めます。
- オープンなコミュニケーション: Slackでの気軽な相談からオンラインでのブレストまで、職種を越えて協力的に意見を交わす文化があります。
- スピード感: フィードバックループを短く回すことで、自分たちが作ったものの価値をすぐに実感できます。
AIの活用をはじめとした開発への積極投資
- AIコーディング支援: GitHub CopilotやClaude Codeを導入し、開発生産性を向上させています。
- 自動化への投資: CI/CDでのテスト・Lint自動実行はもちろん、Renovateによるライブラリの定期更新も自動化。開発者が本質的な課題解決に集中できる環境を維持しています。
- オブザーバビリティ:DatadogやSentryを導入し、エラー検知からパフォーマンス監視まで、運用中のシステムの状態を常に可視化しています。
メンバー
5. 環境・福利厚生
- フレックス(コアタイム 12:00~16:00)
- リモート中心の開発
- 高い有給消化率
- 技術紙書籍のSlack注文・自宅配送
- 技術電子書籍の購入支援
- スキルアップ手当(年1回15万円支給)
- 資格取得支援
- オライリーサブスク利用
- カンファレンス参加の奨励(参加費支援)
- 自然発生する様々な勉強会
- SMS Tech Talk (LT会)
- 技術顧問協力による勉強会
- フロントエンド
- データベース
- 完全週休2日制
- 年末年始休暇
- 有給休暇は1時間単位で取得可能
- 有給特別休暇
- アニバーサリー休暇
- 妊婦特別休暇
- 慶弔休暇
- その他
- 介護看護休暇
- 産前産後休業
- 育児休業など
- 問題解決力
- チーム開発のファシリテーション力
- 技術力
- MacBook Pro (M4Max 64GBメモリ / M4 Pro 24GBメモリ相当 ※担当業務による)
- 27インチ4Kディスプレイ貸与(複数枚可能)
- キーボード・マウス購入制度 (Slack注文・自宅配送)
- 昇降デスク (オフィス設置)
- モブプロ用43インチディスプレイ (オフィス設置)
- GitHub Copilot Business
- 1Password Business(1Password Familiesと紐づけ可)を利用可能
- 各種開発ツール導入(IDEやAI関連)を独自予算でサポート
- OSS活動の奨励
- コミュニティへのスポンサー活動(FY23&24実績)
- RubyKaigi
- Kaigi on Rails
- Kotlin Fest
- iOSDC
- DroidKaigi
- PHPerKaigi
- Ruby Association
- pmconf
- Designship
- SRE NEXT
- emconf
- 各種、出産育児サポートあり
- 育児時短措置
- ベビーシッター利用補助
- 認可外保育園の補助
- 民間学童保育の補助 など
- 社員持株会 (購入費用の10%を補助)
- 交通費支給 (月35,000円まで) ※業務上必要な交通費は全額支給
- 慶弔金










